あ、その前に、前回の記事で、 『 4時間目が理科 』 『 メインは、5時間目の社会科 』 と書きましたが、間違っていました。
逆でした。 メインが、理科だったの。
おかげで、4階の教室まで上がったのに、1階の理科室までまた下る羽目になっちゃいました… ぜーはー
( ちゃんとおたよりを読んでないのよこの人 )
理科室は、児童数が全盛期だった頃つくられたらしく ( もともととらぽんの小学校は、児童がどんどん増えていくにつれて出来た、子学校の更に子の孫学校なのです ) ひとクラス26人のとらぽんたちが納まると、ちんまりしていてさみしい感じ。
6人グループで使える大机に、4.5人ずつ座っても、後ろのほうの机はすっかり空いています。
おかあさんたちも最初は、後ろのほうで立って参観してました。
けれど、理科室の広さゆえ、後方までは声が届きにくい。
仕方のないことだけれど、お友だちのお母さんが連れている小さい妹ちゃんが、楽しさに盛り上がりすぎてアンパンマンの歌を激しく歌い始め、更にますます先生のお声が聞こえない。
思いきって、子供たちのうしろの、空き机について参観しました。
先生が気づいて、
「ああ、おかあさん方、もっと近くにいらして見てください」と、
他のおかあさん方にもお声を掛けてくださったので、ものすごく近距離で、子供たちの様子を見られました。
『 天秤とはかり 』 についてのお勉強なんですが
まずは各班に、
・水の入った、2リットル容量のペットボトル
・プラカップに糸を通した、バケツ様のもの
・竹ひご
・割り箸よりちょっと長いくらいの、木の棒
・目玉クリップ3つ
・ガムテープ15センチくらい
・ねんど ( おもり )
以上が配られました。
子供たちは班で相談しながら、これで 『 てんびん 』 をつくるのです。
イメージは、なんとなくわきますよね?
ペットボトルを支柱にして
木の棒の両端に、目玉クリップいっこずつで、プラカップをぶら下げる。

おおよそ、こんなのを想像されたと思います。
そんな感じです。
子供たちも、 ( おそらく理科の教科書に目を通していた子のいる班は特にスムーズに ) このあたりまではスムーズにできました。
問題は、ピンク色で囲った周辺、つまり
『 支点 』
部分です。
そう、支点力点作用点、の、支点です。
ここを、てんびんらしくちゃんと、重さでシーソーするようにしないといけない。
残った材料の、「3つ目の目玉クリップ」と、「竹ひご」と「ガムテープ」
がポイントのようです。
難しいのです。
お母さんたちも、あれこれ頭の中でいい感じのことをこねくり回します。
あれあれあの班はてんびんのアーム ( 長い木の棒 ) をガムテで固定しちゃってる… あれじゃシーソーしないよ…
ああああの班は竹ひごを思いっきり曲げて、折れそう折れそう…! あああそしてやっぱりどこも、ガムテで固定やるのね…
うわうわあの班ったら、ペットボトルのふたを開けて、何するの何するの…? え、竹ひご突っ込むの? なあんだへこませちゃったペットボトルを内側から押してるのか あああ竹ひご折れちゃった…
見ていると、とても面白いのです。
各班さまざまな思考を行使して、あれこれ試してみる。
先生の話をただ聞いていた時は、おかあさんがいつも来てくれなくて拗ねてへんなことばっかりしていたTくんも、グループに混ざってあれこれ意見を飛ばしています。
「あー知ってる知ってる、テンビンな!! おれ予習した! 知ってる!」と、
授業始まりの頃シッタカして先走っていたイッチャンも、細かいところは覚えていなかったようで、真剣におともだちと試行錯誤しています。
答えは、こうなんですが

新興出版社啓林館 わくわく理科5年上 より
結局、時間内にはどこの班もうまいこと正解に行き着けませんでした。
だけど、
「 ( 支点の ) 真ん中は、ちゃんとキッチリ真ん中にしなきゃダメなんじゃない?」
とか、
「プラカップは棒のはしっこの、同じとこ ( 左右対称の距離 ) じゃなきゃかも…」
とか、理科的ないろいろかしこそうな意見とか飛び交っていました。
いい理科の授業だと思いました。


